誠品生活日本橋

東京都中央区コレド室町テラス内に入居している専門店。

 

1. 概要

 そもそも誠品生活って何ぞ?と思う方がいらっしゃるでしょうから、説明しておきます。

 誠品生活は当業態の他に書店、マンション、画廊、ホテルなどを運営している台湾の企業です。観光地としてお馴染みの西門や信義(近くに台北101がある)にも出店しており、実は行ったことのある方もいるのではないでしょうか。

 当店は日本唯一の店舗で、2019年のコレド室町テラス開業時から営業しています。

 どんなお店なのかは写真で見せた方が早そうなので中を見ていきましょう。

2. 店内の様子

 肝心な部分の写真撮ってなかった(笑)

 一応、書店がメインでその中にちょこちょこ専門店が入ってる感じでT-STYLEとかに近しい感じした。この他にも黒松沙士や統一麺や酒類を販売する食品コーナーもありました。

 あんまりちゃんと見れてなかったので、なんとも言えませんが台湾の書籍は観光系が多かったような…? 中文書籍のコーナーがどこら辺なのか見つけられなかったのが残念です。

 

 3. 個人的な感想

 実はこの誠品生活(日本橋に限った話ですが)、筆者の地元である横浜が誇る有隣堂がライセンシー(ライセンスを受け取る人)となっているのです。近年の有隣堂の積極的な施策は誠品生活でのノウハウがあるのでしょうか。

 誠品生活は1989年に創業し、人文、アートの書籍を中心に画廊を設置しており、日本橋のような業態になる芽は既にあったとも言えるでしょう。筆者は台湾に一度行ったことがある程度で、桃園の誠品書店で本を買った程度なのであまり詳しくは言えませんが、台湾の店舗の写真や日本橋の様子を見る限り独特な雰囲気があります。ひょっとしたらこれが「誠品文化」なのかも知れません。

 このようなタイプの書店として蔦屋書店が考えられると思いますが、台湾の店舗であるため「台湾らしさ」での差別化が容易に行えます。

 個人的には関西圏への出店を期待したいところですが、有隣堂(いくら関西に店舗があるとはいえ)がライセンシーである限り難しいでしょう。

 

今回はこれで失礼します。

 

参考にしたもの

eslite誠品 | 公式サイト

コレド室町テラス、2019年9月27日開業-日本橋室町三井タワーに「誠品生活日本橋」など30以上が出店 | 都市商業研究所