イオンスタイル湘南茅ヶ崎についてです。2019年に撮影した写真も含まれますので、ご了承ください。
当店は茅ヶ崎サティとして1995年に開店。開店当時の茅ヶ崎市や周辺の寒川町などは人口増加地帯でした。ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎(現イオンシネマ茅ヶ崎)も入居しており商圏も広めに設定していたことが考えられます。(海老名と併せてドミナントを形成したかったのかもしれません?)5年後には最大のライバルであるジャスコが近隣に出店しています。(現在のイオン茅ヶ崎中央店)
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マイカル倒産後も営業を続けましたが、2011年のイオンブランド統一に伴いイオン茅ヶ崎店に改名しました。2011年には隣駅の辻堂にテラスモール湘南(10スクリーンの109シネマズ併設)が開業しており、商圏設定の見直しに迫られる事態になった…のかもしれません。2015年には現在のイオンスタイル湘南茅ヶ崎に業態転換しました。
お客さんの数も茅ヶ崎中央と比べると少なめ。正直、2店舗体制はそのうちキツくなるのでは?と思っています。マイカル時代は売上上位店だったらしいですけどね…。
1階は食品・化粧品・寝具(ホームコーディー)・調剤薬局・フードコート・専門店があります。医薬品や台所用品を扱っていないのは茅ヶ崎中央との棲み分けを図っているのでしょう。食品売場はカンテボーレ(これは元々マイカル系だけど)展開していたり、内装がスタイル仕様になっていたりしますがレジゴーやリワードキッチンは導入しておりません。これらも茅ヶ崎中央には導入されており、差別化を図っているのでしょう。食品売場自体は茅ヶ崎中央の方が大きいです。
2階は紳士・婦人服、イオンバイク、専門店、イオンシネマがあります。サティ時代にはダイナレックス(ゲームセンター)と飲食街が存在してました。これらが存在していた区画はセリアやスポーツジムになっています。2020年までは「F.T」という衣料品・生活雑貨などを複合的に扱う売場(正式には別店舗扱いで独自の店コードが付与されていた)が展開されてました。F.Tが展開されたのも、茅ヶ崎中央との差別化を狙ったものだと想像できます。
主な専門店はセリアです。サティ時代はミスタードーナツ、マクドナルド、回転寿司店などが入居していました。
また、当店は傾斜地に存在しており、一番最初の店舗外観写真は2階部分の入口から撮影したものです。国道1号線側は2階レベル、一里塚北通り側は1階レベルに相当します。
イオンシネマ茅ヶ崎は2階に売店(コンセッション)、3階部分にロビーがあり、6スクリーン・1257席有しています。全体的にワーナー・マイカル色が強めです。
3階は子供服・ベビー・玩具・文具用品、専門店のフロアです。入居している専門店はノジマ、未来屋書店、ぺテモなどです。サティ末期〜イオン初期はユニクロ、福家書店、ライトオンなどの専門店を中心にトークオン(マイカル系の携帯電話売場)、スポージアムがあったそうです。
案内サインは基本的に近年のイオンらしいものが中心となっていますが、駐車場部分はサティ時代のものが残っています。「4」の字体は同時期に開店した豊田サティ(イオン化せずに閉店済み)と同じものを使っています。2022年時点では不明ですが、一応紙のフロアガイドも存在しています。
今回はここまで。ありがとうございました。
参考にしたもの
イオンスタイル湘南茅ケ崎 フロアガイドのご案内♪ - イオンスタイル湘南茅ヶ崎 | お買物情報やお得なチラシなど
2022年3月20日閲覧
2022年3月20日閲覧
【茅ヶ崎市】AEONSTYLE湘南茅ヶ崎店、「F.T」さんの売り場だった2階が生まれ変わりました! | 号外NET 茅ヶ崎市
2022年3月20日閲覧
2022年3月20日閲覧
SATY|茅ヶ崎サティ|フロアガイド ※インターネットアーカイブスで画像は表示されません
2022年3月21日閲覧